心にゆとりを持って生きるということ

マインドフルネスカウンセラーとしての仕事の傍ら、家庭裁判所の調停委員をやっています。

調停とは裁判の前に双方が話し合いで解決を図る仕組みです。現在の制度ではいきなり裁判はできないようになっているんですね。

家庭裁判所なので家族や身分関係の事案で、中でも離婚調停はとても多いです。好きで一緒になったのに離婚を考えるようになるのは、お互いの思いやりが足りない場合も多いように感じます。

話をマインドフルネスに戻します。家族関係にストレスを感じて心を病んでしまう方がいます。家族という近い関係であるがゆえによりストレスを強く感じ、自分を解放するゆとりが持てなくなっているケースです。相手を思いやるゆとりがあれば多少のストレスは受け流すこともできます。でも、いつもいっぱいいっぱいの状態で心にゆとりがなければ周りか見えなくなって心がストレスで埋め尽くされているように感じるものです。

自分の仕事環境を自らの意志でゆとりあるものに変えるのは難しいでしょうが、その場から一歩引いた視点で物事を眺めることでゆとりが生まれると考えます。

マインドフルネス SIMTはトレーニングを通して客観的なものの見方を身に付けられます。一歩引いたものの見方をマスターすると、毎日の生活がちょっとした驚きや発見、喜びが溢れていることに気づいて、彩り豊かで充実したものに変化すると思いますよ。

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